社内研修の効果的な測定方法

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<カーク・パトリックの4段階評価>

研修を行ってはいるものの
やりっぱなしで
効果測定をきちんと
していない企業は少なくありません。

 

 

担当者の皆様も各研修を
どう評価していくか

 

 

プログラムの成果を
どう見える化していくか
悩んでいるのではないでしょうか。

 

 

そこで人材育成プログラム全体や
各研修をどのように評価していくべきか
研修の効果測定方法を紹介します。

 

 

研修に対する評価や
人材育成プログラムの効果測定をする際

 

 

アメリカでスタンダードとなっている
考え方があります。

 

 

カーク・パトリックが提唱する4段階評価と
呼ばれるもので
アメリカの約7割が導入していると
言われています。

 

 

ではこのカーク・パトリックの4段階評価とは

 

 

研修効果を大きく
4つのレベルに分けて達成度を計るもので

 

 

教育効果測定の現場では
非常に良く活用されています。

 

 

4つのレベルとは具体的に
下記のように分けられています。

スクリーンショット 2015-06-19 13.31.33

 

レベル1 Reaction(研修満足度):

受講直後のアンケート調査等による
受講者の研修に対する満足度の評価

 

レベル2 Learning(学習到達度):

筆記試験やレポート等による
受講者の学習到達度の評価

 

レベル3 Behavior(行動変容度):

受講者自身へのインタビューや
他者評価による行動変容の評価

 

レベル4 Results(成果達成度):

研修受講による受講者や
職場の業績向上度合いの評価

 

それぞれについて下記で説明していきます。

 

 

 

レベル1 Reaction(研修満足度)

レベル1では、受講者に対し
研修に対する満足度を
調査する形で評価します。

 

具体的には、受講直後に
「役に立ったか・立っていないか」
「理解できたか・できていないか」などの
回答をもらうことにより

 

受講者の満足度・理解度を
確認するとともに

 

講師に対し
次回どのような研修にすべきか
フィードバックすることで
評価・改善していきます。

 

レベル1は最もベーシックな評価方法で
最低限このレベルは
実施するようにしましょう。

 

 

 

レベル2 Learning(学習到達度)

レベル2では、受講者がどれだけ
受講内容について理解できているか

 

受講後に筆記試験やレポートを
用意することで評価します。

 

ここで全体の理解度の
バラつきを確認するとともに

 

理解度が低い部分に関しては
研修内容を改善することや

 

また理解度の低い受講者に対しては
どのようにフォローするかなど
より具体的な
施策を打つことができます。

 

 

 

レベル3 Behavior(行動変容度)

レベル3では、実際の職場において
どの程度行動が変わったか評価します。

 

具体的には
受講者が研修に満足し(レベル1)
研修内容を理解する(レベル2)
状態まで環境づくりをし

 

その上で理解した知識を
行動に移せるかを測定します。

 

ここでは受講者自身にインタビューし
意識がどの程度変わったか
確認することや

 

360°サーベイをとることによって
他のスタッフから見て
対象者がどの程度変わったか
などを確認します。

 

 

 

レベル4 Results(成果達成度)

レベル4では、実際に受講内容が
行動に移すことができたことにより

 

どの程度のパフォーマンス向上に
つながったかを測定します。

 

研修課題になっていた
業績指標を担当者別に確認し
成果の可否を確認します。

 

成果がでていない場合は
行動に移したにも関わらず

 

なぜ成果がでていなのか
要因を分析することで

 

研修後のフォロー体制を
強化することができます。

 



各レベルの評価方法を
確立することで
投資対効果を
判断することができる

 

研修計画を実行していく上で
最終的に経営陣が気になることとして

 

その研修を実施したことにより
どれだけ業績(売上)を

 

高めることができたかが
あげられるでしょう。

 

研修予算に対する投資対効果(ROI)を
見たいという気持ちは強いと思いますが

 

これはあくまでレベル4が
測定できるようになった状態でないと
定量的な評価をすることができません。

 

 

カート・パトリックの4段階評価をもとに
あなたと会社で行われている研修が
今どのフェーズにあるか

 

各評価段階から選び出し
今後どのような運営を行っていくか
検討することが
研修を運営する第一歩となります。