2016年度は短期決戦の就活。中小企業が優秀な学生を獲得するには?

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2016年卒業生が就職先を選ぶ理由の

トップ2

 

「将来性」

「給与・待遇がよい」

 

というものになっています。

 

 

一方、

「中小企業を受けた理由」と「受けていない理由」は

 

受けている理由としては

「やりたい仕事につける」

「企業として独自の強みがある」

 

受けていない理由としては

「知名度が低い」

「安定性にかける」

「給与・待遇がよくない」

 

との理由が続きます。

 

 

しかし、日本の企業は

その数でいえば99.7%が中小企業であって

 

 

ここに勤める人たちが

全員給与等で

不満足という状況は考えられず

 

 

また、将来性についても今は大企業だからといって

保証されているわけでもありません。

 

 

むしろ、日本の高度経済成長を

支えてきた中小企業の中には

 

 

この環境変化が激しい時代に入って

さらに積極的な経営を展開し

 

 

世界シェアを奪う企業

あるいはグローバルトップ企業と言われる企業に成長し

今後が楽しみな企業も数多くあります。

 

 

まず「知名度」に関しては

中小企業の経営者側が学生にわかるように説明したり

 

 

アピールしたりする努力がまだまだ必要です。

 

 

中小企業を受けた学生側の印象として

「中小企業こそ

 社内の雰囲気を伝える機会を作ったり

 ちょっと変わった選考をすべきと思った」

 

 

あるいは

「ホーム―ページは

 それなりに充実させてほしい。

 説明会などがない分

 情報を得る機会が少ないから」

 

 

といった

「知らせる努力」を望む声が多く挙がっています。

 

 


 

 

「安定性」に替えて
「成長性」をその魅力に

 

学生側は、中小企業のことを

もっと知りたがっています。

 

 

本人が納得するため

ということがもちろん第一義ですが

 

 

場合によっては、親や周りの大人

自分が選んだ企業がたとえ知名度が低くても

 

 

いかに魅力的な企業か

説明できるようにすることが必要になります。

 

 

そのためには、

経営者側が自らの企業の魅力を

力強く伝えることができるということが肝要です。

 

 

学生側の声として

 

「大企業と比べて

 福利厚生などで差が出る部分もあった。

 しかしそれよりも

 社長さんの熱意であったり

 雰囲気のよさなど

 大企業ではない良さも持っていると思った」

 

というものがあります。

 

 

「安定性」の観点からすると

大企業にくらべれば中小企業は明らかに不利です。

 

 

しかし、

すでに環境変化が激しい現在、どんな大企業であったとしても

安定性が保証されている企業はほぼない

といってもよいのではないでしょうか。

 

 

むしろ、安定して企業が存続していくためには

常に成長を追及する

新しいことに挑戦する企業ある必要があります。

 

 

日本には、他社にはまねできない

製品やサービスを絶えず研究、開発し

世界トップシェアをおさえている企業が数多くあります。

 

 

「魅力」を常に追求し「ウチの企業はいいぞ」と

従業員が胸を張って言える

企業づくりを経営者として目指したいものです。

 

 

 


 

 

「給与・待遇」の低さは
発想の転換をして
学生にアピールできる

 

中小企業を選ばない理由の

第二に挙げられていた「給与・待遇」

 

こちらについては、むしろ、学生に対して

「お金と引き換えにためられるもの」

アピールするといいと思います。

 

 

それは

「比較的早い段階から

 本格的に仕事にチャレンジできる」という

「経験」です。

 

 

中小企業では基本的に人数が少ないため

大企業ほど仕事の細分化はありません。

 

 

終身雇用がかろうじて維持されていても

年功序列制度が崩壊してきている現在

 

 

大企業に入って若年時の低賃金に

我慢しながら仕事経験もゆっくりと積み重ねたものの

 

 

勤続年数がのびても賃金が伸びない

という状況が増えてくることが考えられます。

 

 

それよりも

早目に中小企業で仕事の全体像を把握し

難しいことにも

 

 

チャレンジしながら仕事の経験を積むほうが

学生には魅力的に映るのではないでしょうか?

 

 

 


 

 

2016年卒業予定の学生は

バブル崩壊後に産まれた世代です。

 

 

産まれたときからすでにインターネットは整備され

情報は簡単に取れるのが当たり前の世代です。

 

 

そんな彼らが、ネット上で企業の情報が

詳しくとれないことに

フラストレーションをためるのは想像に難くありません。

 

 

学生の声にも合った通り

企業のサイトの魅せ方などに、工夫が必要でしょう。

 

 

知名度が中小企業への就職を決める

決定要因になるのも見逃せません。

 

 

そして、知名度を上げるためには

学生にアピールできる企業としての魅力が必要です。

 

 

普段から経営者が「想い」をもって

他社との差別化を狙い

 

 

成長を目指して従業員を大事にしながら

日々経営活動をしているかという

 

 

普段の経営姿勢そのもの問われるのが

採用活動といえます。