人材採用の革命的手法「タレントプール」という考え方

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『The War for Talent』は
 10年以上前から
 タレントプールの重要性を説いていた

 

アメリカの大手コンサルティング会社

マッキンゼー・アンド・カンパニーが

 

 

1997年から2000年にかけて

 

 

主にアメリカで実施した

人材の獲得・育成に関する調査結果をまとめた

 

 

『The War for Talent

(ウォー・フォー・タレント “マッキンゼー式”

人材獲得・育成競争(Harvard Business School Press))』で

 

 

彼らは来るべき

「人材獲得・育成競争社会」を予見しました。

 

 

そして今

まさにその通りの現象が世界中で起きています。

 

 

人材獲得・育成競争は

今後ますます熱を帯びていくと考えられており

 

 

出版から10年以上がたちますが

今なお人材領域のバイブルとして読み継がれている一冊です。

 

 

この本のなかに

「タレントプール」と

「データベース・リクルーティング」という概念が登場します。

 

 

「タレントプール」とは

 

自社の採用候補者となりうる

優秀人材のデータベースを意味します。

 

 

また

「データベース・リクルーティング」とは

 

タレントプールにて構築したデータベースのなかで

将来採用したいけれども今は諸事情で

採用がかなわない優秀人材と

不定期に連絡を取り続ける採用手法のことです。

 

 

激化する人材獲得・育成競争の波を

乗り切るために

この「タレントプール」を活用した採用手法について

 

『The War for Talent』を参考にしながらご説明します。

 


 

優秀な人材を集めてプールしておき
長期的に接点を持ち続ける

 

『The War for Talent』は優秀人材のデータベースの作り方

(=「タレントプール」の作り方)について

次のように述べています。

スクリーンショット 2015-09-02 11.19.55

 

こういった人々とは、常に連絡が取れるようにしておく。

商品を送り、イベントに招待し

相手が興味を持つ情報を含むウェブサイトを紹介する。

 

 

折にふれて連絡を入れ会社はいつでも

求職の面接に喜んで応じるという姿勢を示す。

 

 

このように

あらゆる手段を利用して集めた優秀人材のリスト

ならびにそれらのコンタクト履歴を集積

 

 

採用候補者の母集団の数とコンタクトの機会を最大化するのが

「タレントプール」の考え方です。

 

 

また、『The War for Talent』のなかで

「データベース・リクルーティング」は

以下のように説明されています。

スクリーンショット 2015-09-02 11.23.16

 

まとめると次の3点に集約できます。

・見込みのある人材を特定し

 優秀人材のデータベースを構築する

 

・対象者と不定期でコンタクトを取り続け

 自社に加わってほしいことを伝える

 

・機を見計らって自社へ勧誘する

 

 

 


 

タレントプールは
中小企業で導入できる

【中小・ベンチャー企業で導入すべき理由

・知名度の低い企業でも
 自社の魅力を伝えられる機会を得られる

 

中小・ベンチャー企業にとっての最大の採用課題は

 

自社の魅力に気づいてもらうのが

困難なことにあります。

 

 

その点、タレントプールを活用すれば

プールした優秀な人材に少しずつ

 

 

自社の魅力や採用の熱意を伝えることができ

候補者の自社への転職意向を醸成することができます。

 

 

これには

「中小・ベンチャー企業は採用に時間をかける余裕はない」

と思われる方もいるかもしれません。

 

 

しかし、優秀人材の獲得

自社の未来を左右する大きな経営課題であり

その解決には多少時間をかけてでも取り組むべきです。

 

 

この長期的なアプローチは

企業のトップや経営層が積極的に加わればより効果的になります。

 

 

大企業と比べてフットワークの軽い

中小・ベンチャー企業なら

 

 

タレントプールの活用ならではの

気軽なコミュニケーションがしやすいでしょう。

 

 

候補者に自社で働く魅力を感じてもらえさえすれば

たとえ大企業と競合したとしても

自社を選んでもらえる可能性は高まります。

 

 

タレントプールは、中小・ベンチャー企業でも

大企業と採用市場で渡り合えるようになる

革命的な採用手法なのです。